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ナオヨシグループで頑張る人たちの取り組みをご紹介

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ナオガク活動レポート
-ゆきわたり工房団体規約づくり講習会-

#井ノ瀬運送 #共創

2024年8月

ナオヨシ株式会社とゆきわたり工房が共同で行っている「ナオガク」プロジェクト。
今回は団体の規約づくりに悩むゆきわたり工房のサポートとして井ノ瀬運送の岡田さんにご協力いただき、講習会を実施しました。

ゆきわたり工房

岩手大学の学生が中心となって活動している任意団体。名産品を使った地域とのコラボ商品開発や、地域に暮らす人々と触れ合うイベントの開催を通して、地域の魅力を伝えている。各地域が独立してマネタイズできるようになる「まちおこし屋」を目指し、日々活動に取り組んでいる。

講習会のきっかけ

昨年9月に発足し、今まで商品開発や子ども食堂の実施など、様々な活動に取り組んできたゆきわたり工房。
多くの方々のご協力によりここまで活動を進めることができた反面、学生だけの運営であることから対応が難しいことも増えてきました。そこで今回、この現状をナオヨシ株式会社様に相談したところ、長年人事総務にて企業活動の基盤作りに従事されてきた井ノ瀬運送 管理本部 本部長の岡田さんにアドバイスをいただけることになりました。

ゆきわたり工房の相談とは?

ゆきわたり工房は学生が主体となって活動している団体であることから、学業やアルバイトなどで活動可能な日程やメンバーが限られる、外部の方々との連携スピードが遅くなってしまう、などといった学生であるがゆえの活動の不安定さが存在していました。しかし外部の方や企業と関わる機会が増えてきた今、これらの問題を放っておくわけにはいかないと強く感じました。中でも団体として活動する上で欠かせない「ルール」を決めていなかったことから、まずはこれを確定させなければこうした問題も解決できないのではと考え、今回の相談に至りました。
岡田さんにはこうした団体の現状と抱えている問題についてお話したところ、一般的な企業で行っているルール決めの考え方や制作フロー、ルールを決める前の事前準備から注意点など、多方面から様々なアドバイスをいただきました。
その中で特に心に響いたのは「将来のありたい姿を決めてから考えることが重要」という言葉です。確かにゆきわたり工房は設立からこれまで、団体を軌道に乗せるべくただがむしゃらに活動に取り組み、将来のありたい姿を考えることがほとんどありませんでした。岡田さんの核心を突いた言葉を受け、改めてメンバー全員で将来の方向性を確認することの重要性を痛感し、すぐに話し合いを行いました。ルールや将来について様々な視点から繰り返し話し合い、新入生が入る2024年度を前に納得のいくルールを確定させることができました。

アドバイスを受けて

2024年度を迎え人員がかなり増えた現在、新しいルールを伝えたことで昨年度と比較して動き方に変化が見られるようになりました。活動の不安定さはかなり解消され、順調に外部との連携がとれる基盤が整ってきたように感じます。また岡田さんの話を受けてから、ルール以外にもこれまでの活動体制を見直し、定例会の頻度の増加や、メンバーそれぞれの動きを把握できるような仕組みづくりにも取り組みました。こうした見直しのおかげか、より積極的に動くメンバーが増え、ひとりひとりが活動しやすい空気もつくることができました。
昨年度は団体の基盤が見えておらず、行き詰っていた私たちですが、こういったルールと運営の整備を行っていくことが末永く活動を続けていくことに繋がるのではないかと考えるようになりました。このように考えることができるようになったのはひとえに岡田さんのおかげです。
改めて、ご協力いただいた岡田さん、ナオヨシ株式会社様、本当にありがとうございました。

記事の執筆者
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学生団体 ゆきわたり工房

みーさん

岩手大学農学部所属。学生団体ゆきわたり工房で、地域活性化を目的とした商品開発やイベント発案などを行っている。その他にも、ひとり親家庭の子どもたちに様々な支援を届けるボランティア活動にも取り組んでいる。

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